MECEなStructureの作り方(プロセス分解編)

勉強メモ

簡単だが強力なプロセス分解

プロセス分解は、他の二つのコアテクニックと比べると容易。”ただ問題をその構成要素にブレイクダウンすればいいだけ”。プロセスの開始、途中経過、終わりをステップ分けすればMECEになる。

コンサルタントが直面する問題は、企業案件にしろ政府機関の案件にしろ、プロセスに関連したものが多い。製造、物流、メンテナンス、販売(売り上げ)、リクルートなどなど。

製造コストが上がった原因を特定しようとしたときには、製造工程をステップ分けしてどの工程でコストが変化したのかをみればよい。販売効率をあげるには、販売過程をプロセスに分けて、どのステップをいじれば効率が上がるのかをみればよい。

特に、3番目の例のような場合には、自動車を使うときの影響しか考えない人が多い。

因数分解テクニックの時と同様、MECEに分解したらそれぞれのステップについて質的なインサイトを引き出そう。

注意点

面接でプロセスの一部分を見落としてしまう危険性もあるが、そういうときは面接官に自分のプロセス分解案がどうであるか確認しよう。コンサルタントも日頃のプロジェクトでクライアントと議論しながらプロセス分解をするのだから、それは健全なことである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました