先日戦略コンサルタントの方のロジカルシンキング講座を受けた。その講義資料の中のリンクの一つに、Crafting Caseなるサイトのものがあった。(https://www.craftingcases.com)マッキンゼーやBCG、ベインなどのコンサルティングファームのケース面接へのアプローチを解説したサイトらしい。が、全部英語..orz.頑張って読んでぼちぼちまとめていきたい。
このサイトのブログコーナーにいろんなトピックがある。とりあえずその中でも「MECEなStructureをいかにして作れば良いか」というトピックをまとめたい。
5つの基本テクニック
MECEな分解を実現するためには、まず5つの基本テクニックを学ぶ必要がある。
- Algebraic structures(線形代数的構造?因数分解)
- Process structure(プロセス構造)
- Conceptual frameworks(フレームワーク)
- Segmentations(セグメント分解)
- Opposite words(対立概念)
最初の3つがコアテクニックで、あと2つがサブテクニックという扱い。サブテクニックのセグメント分解と対立概念は、それだけでは分析対象の問題の真の原因にたどり着くことができないために、ケース問題に気の利いた答えを出せないということでサブ扱い。
また、3つのコアテクニックの中でも、フレームワークが最も強力だが最も使いこなすのが難しいテクニックらしい。
この”Conceptual frameworks”は、”qualitative frameworks(質的なフレームワーク)”とも呼ばれる。3Cや4Pなどが代表的だが、このような質的なMECE分類を作るのは、因数分解したりプロセス分解したりするのと比較すると難しい。
また、フレームワークは3Cや4Pなどの既存のものを使うのもいいが、それだけだと当然ながらプロにはなれない。面接官もそういう有名なフレームワークは聞き飽きている。また、ちょっと変わったビジネスケースや、近年出題頻度が高くなっている公共政策についてのお題にもアプローチできない。そこで、ゼロから自分なりのフレームワークを作る必要がある。そのためのテクニックはLandscape Techniqueと呼ばれ、3つの応用テクニックの1つ。
3つの応用テクニック
5つの基本テクニックに加えて、3つの応用テクニックを駆使すれば、構造化できなくて困ることはなくなるらしい。一風変わったケース問題や、聞いたこともない業界についてのケース問題も大丈夫。
- Issue trees
- context-driven structures (unique conceptual structures you can create via the Landscape Technique)
- objective-driven structures (the holy-grail of structuring a problem, the best of both worlds)
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